株式会社ケイミックスホールディングスは、総合ビルメンテナンス事業を中心に、道路の管理事業、海外からの技能実習生の受け入れ事業、自社物件不動産のサブリースやテナント誘致など、多岐にわたる事業を展開しています。
今回は不動産事業本部の松井恵子さまに、電力会社に求めることや、今後の不動産リースにおけるカーボンフリー電力が賃貸物件の価値をどのように高めるかなどについてお話を伺いました。
導入までの経緯
契約していた電力会社の事業撤退を受け、新しい契約先を探す際に、真っ先にレジルが候補に挙がった。コスト削減に加え、レスポンスの早さが決め手に。
導入前の課題
・高圧と低圧の供給先が統一されておらず、電気料金の確認に工数が生じていた。
・電気の使用量に応じてテナントごとに請求しているため、分かりやすい請求書が必要だった。
導入後の効果
・1年間で27%の電気代削減に成功。※
・詳細な請求書の発行やインボイス対応の簡略化により、事務作業の手間も大幅に軽減。
※2024年6月時点
お客さまファーストの人材教育がクライアントの満足度に繋がる
― 株式会社ケイミックスホールディングスさまの事業内容をお伺いできますか。
弊社の仕事は多岐にわたりますが、メイン事業はオフィスや商業施設の清掃などを行う建物総合管理事業です。
そのほか、一般道路や高速道路のメンテナンスを行う道路総合管理事業、ハイウェイショップのフードコート運営、自社の賃貸物件の運営、サービス付き介護住宅の運営を軸とする介護事業などがあります。
また、日本国内で培ったノウハウを活かし、ベトナムでのビルクリーニングや、技能実習生を受け入れて育成を行う海外事業も行っています。
基幹となる清掃事業の提供先は百貨店やショッピングセンターが多いのですが、清掃中にご不便を感じているご様子のお客さまを見かけたときには、弊社の従業員や作業員がお声掛けさせていただくこともあります。そのため、清掃の技術はもちろんのこと、所作やお客さまへの対応も徹底して指導しています。

松井さま
― 商業施設の従業員ではないけれど、困っているお客さまがいたらサポートするのですね。確かにお客さまから見れば、施設の従業員か外部のスタッフかの区別はつきにくいですからね。
はい、そうした対応がデベロッパーさまやご依頼主さまの満足度につながっていると自負しております。
さらに、閉店後のフロア清掃の際には、安全面やお客さまの財産の取り扱いについても同様に徹底した指導を行っています。清掃の技術だけではない部分でも安心してお任せいただいていると思います。

海外人材が働きやすい環境を整備、日本流の細やかな仕事を伝授
― 海外展開や人材の受け入れなどの事業についてもお伺いできますか。具体的な受け入れ人数なども教えてください。
ベトナムにグループの法人企業があり、そこで日本語の勉強と実技トレーニングを行ってから日本に受け入れています。
いきなり日本に招くのではなく、まずは現地で日本語の会話力や生活の不安を解消し、お客さまの前で作業できるようになるまでしっかりとトレーニングを重ねています。そのうえで来日するので、10〜15名の受け入れを年に数回行うペースです。
― そのまま日本で働き続ける方が多いのでしょうか。それとも、現地に戻りグループ法人で働く方が多いのでしょうか。
それは人によりさまざまですね。3年をひと区切りに帰国される方もいらっしゃいますし、日本で働き続ける方もいます。
ベトナムは今どんどん開発が進んでいる国なので、日本語ができることで現地での働き口の門戸も広がり、日系法人や日系ショッピングセンター、ホテルなどで働く方もいらっしゃいます。
清掃業務は昔に比べ、手作業が減り、マシンなどを利用する作業が多くなっています。マシンが扱えればいいかというとそうではなく、日本人の緻密で丁寧な仕事ぶりは海外での評価がとても高いです。当社で仕事を学んだ人材が海外で活躍してくれれば、それはうれしいですよね。

SDGsへの取り組みで資産価値の向上を目指す
― 松井さまは現在どのようなお仕事を担当されていますか。
私は不動産事業本部に所属し、グループの不動産資産の運用と管理を担当しています。基本的に社員寮や研修施設などの不動産はそれぞれの会社が管理していますが、賃貸物件は不動産事業本部で集約し、資産運用や管理を行っています。
― 資産運用とは、賃貸物件の資産価値を高めることでしょうか。
そうですね。商業施設であれば外周リニューアルや共用部分のアップグレード、マンションなどの住居であればフルリニューアルなどを必要に応じて行っています。
さらに、最近の時流に合わせてSDGsへの取り組みも重要視しています。
レジルを選んだ理由は迅速な対応が生む信頼感
― 一度、電力会社を切り替えたのちに、再びレジルと契約した経緯をお聞かせください。
サービスに不満があったわけではなく、当時も低コストで電力を提供いただいていたのですが、諸般の事情によりレジルから他の電力会社へ切り替えた時期がありました。
しかし、その会社が電力事業から撤退することになり、電力の供給先を探す必要が出てきた際、真っ先にレジルが頭に浮かびました。
今回ご連絡をした際も、レスポンスが非常に早く、そういったレスポンスの早さはビジネスをするうえで信頼につながりますから、印象が良かったです。
また、高圧電力だけでなく、低圧電力の供給をしている点も決め手の一つでした。
弊社は主にオフィスや商業物件を賃貸物件として取り扱っていますが、一部には住宅物件もあります。まずは当社の物件の一部から再びお願いすることになりました。

電力コストは20〜27%ダウン!テナントさまの満足度向上とSDGsに貢献
― 電気料金の削減についてですが、昨年の実績で平均20〜27%のコストダウンを実現したと伺いました。
電気料金の削減実績は私も確認しており、「ありがたい!」と思いました。
現在、レジルに電力供給をお願いしているのは主に商業物件で、各テナントさまには使用量に応じた電気代をご請求させていただいています。
電気代が20%以上削減されるというのは、テナントさまをお迎えする立場として、本当にありがたいことです。電気料金を削減できた分、各テナントさまがお客さまへの還元やサービス向上につなげていただければと思います。
― また、カーボンフリー電力、いわゆるCO2を排出しない電気※をご使用いただいておりますが、ケイミックスホールディングスさまの賃貸物件の資産価値向上に役立っておりますでしょうか。
上場企業や規模の大きな企業はSDGsの取り組みを積極的に行っていますので、こちらの賃貸物件や店舗でカーボンフリーの電力を使用しているという点は、セールスポイントになるかと思います。
ただ、現状ではカーボンフリー電力の使用が資産価値向上に直結しているかというと、まだ期待段階ですね。
これからSDGsへの取り組みがさらに広がることで「御社の物件はカーボンフリー電力を使用していますか?」と問われるような時代が来るかもしれません。そのような状況になれば、物件の資産価値向上にも繋がると考えています。
※レジルが供給する電気は再生可能エネルギー指定の非化石証書を使用することで、実質的にCO2排出量ゼロを実現しています。
― その際は、レジルからカーボンフリー電力の使用証明書もお渡しいたしますので、ぜひ商談時にご提示いただいたり、オフィスに掲示していただくなど、幅広くご活用いただければ幸いです。
ケイミックスホールディングスでもSDGsに取り組んでいますが、不動産事業本部としては、主にCO2削減などの受動的な貢献にとどまっていることが課題です。
賃貸物件の電力のカーボンフリー化を推進し、SDGsの取り組みを活用して、さらなる資産価値と事業価値の向上を目指していきます。今後もぜひご協力をお願いいたします。
まとめ
株式会社ケイミックスホールディングスは、総合ビルメンテナンス事業を中心に多岐にわたる事業を展開しています。
今回は、レジルの電気をご活用いただいている不動産事業本部の松井さまに、賃貸物件での取り組みやSDGsへの考え方についてのお話を伺いました。
本事例のように、賃貸物件のオーナーがカーボンフリーの電力を導入することで、テナントは電力コスト削減やSDGsへの貢献といったメリットを享受できます。そしてこの取り組みは物件の資産価値向上にもつながります。
レジルは、カーボンフリー電力の使用が資産価値の向上につながる未来を目指しています。

※この事例は一例であり、すべてのケースで同様の結果を保証するものではありません。
株式会社ケイミックスホールディングス
- 事業内容
- 建物総合管理事業、道路総合管理事業、不動産事業、フード事業、物販事業、介護事業
- URL
- https://www.kmix.co.jp/