Case Study導入事例

節電コンテストで社員の意識・モチベーションが向上!節電目標を達成しつつ、ネジの卸売から測量、絵本制作など、多角的な取り組みにチャレンジしています。

株式会社コノエ
「株式会社コノエ」は、ネジの卸売から測量用品の製造まで、幅広い事業を展開する老舗企業です。
今回は代表取締役の河野さまにお話を伺いました。
河野さまはお客さまのニーズに真摯に向き合うとともに、絵本制作やワークショップ開催などを通じてものづくりの魅力を未来へつなぐことを目指されています。また、幅広い取り組みの一環として節電や電力使用量削減にも積極的に取り組まれています。

導入までの経緯

・ISOの目標設定なども積極的に行い節電や電力使用量削減に取り組む中、2017年にレジルのサービスを導入

導入前の課題

・節電意識は高かったものの具体的な成果に繋げることができない

導入後の効果

・全社一丸となって節電目標を達成
・節電コンテストを通じて社員の節電意識が向上
・電力コスト削減により企業経営がさらに安定

創業から70年以上。ネジ・測量用品の2軸で事業を展開

― まずは御社の事業内容について教えてください。

株式会社コノエは1952年に私の祖父・河野栄が大阪市中央区で創業した会社です。創業以来70年以上にわたり、ネジの卸売を主力事業として展開してきました。

河野さま

― ネジの卸売事業について詳しく教えていただけますか?

ネジは家電製品や自動車、住宅など、あらゆる工業製品に使用されるいわば「縁の下の力持ち」的な存在です。一般の方々の目に触れる機会は少ないですが、ものづくりには欠かせない部品で、当社は5万種類を超えるネジを在庫として保有しています。

― 5万種類もあるネジの在庫管理は大変そうですね。

はい。同じ大きさや形のネジでも、材質や表面処理によって種類がどんどん増えてしまいます。しかし、弊社ではお客さまのニーズに合わせて「必要な種類と量」を「必要な時」に提供しています。

「ネジの小分けサービス」は祖父の代からの強みで、他社さまに先んじてスタートしました。そのため、管理も含めたノウハウに強みがあると考えています。

困りごとの相談から測量事業への挑戦。開発した測量用マーカーがシェア7割を獲得

― ネジの卸売事業以外に、測量事業も展開されていると伺いました。

はい。測量事業は当社の大きな柱の一つです。測量事業に進出したきっかけは、祖父が測量士の方から「ネジを扱っているなら測量用の釘を改良できないか」と相談を受けたことでした。

― そこからどのように測量事業を展開していったのでしょうか?

当時の測量用の釘は抜けやすく錆びやすいという課題がありました。そこで、祖父はネジの専門知識を活かし、より丈夫で抜けにくい測量用マーカーを開発しました。このマーカーは測量業界で高い評価を受け、現在では日本国内の測量現場で使われるマーカーの約7割のシェアを獲得しています。

ネジを通してものづくりの魅力を子供たちへ。未来へつなぐ絵本&ワークショップ

― 御社では絵本『にじいろのネジ』を出版されたり、ワークショップを開催されたりとユニークな取り組みをされていますね。

はい。ネジの大切さを伝える活動は7〜8年続けています。私の代では製品としてのネジを売るだけでなく、ネジにまつわる「想い」を伝えることも大切なミッションと感じています。

『にじいろのネジ』は、ネジの抜けた世界を描いた絵本です。ネジがなくなると私たちの生活は成り立ちません。1本のネジがないだけで飛行機も飛ばず、また、高速道路の天井崩落事故のように、ネジの施工不良が原因となる大事故・大惨事も起こり得ます。私自身、「ネジ1本の不具合で我々の生活が揺らぐような状況がある」という自負をもって、ネジを扱っています。

「子どもたちにそんなネジの大切さ、ひいてはものづくりの面白さを伝えたい」という思いで、この絵本を制作しました。

また、商店街や商業施設のスペースをお借りして絵本の世界観を表すワークショップを開催しております。

― ワークショップではどのような活動を行っているのですか?

ワークショップでは小さなロボット作りを通じて、子どもたちに工具を使ってネジを締めたり緩めたりする体験をしてもらっています。ネジの仕組みや役割を学ぶだけでなく、ものづくりを通して達成感や喜びを感じてもらうことも大きな目的です。

原点の「ものづくり」に光を当てたい。ものづくり産業の課題に対して、今できること

― 素晴らしい活動です。これらの活動を通して目指すのはどのようなことでしょうか?

次世代を担う子どもたちにはまず「ものづくりの楽しさや素晴らしさ」を感じてもらうことが重要だと考えています。

近年、日本のものづくり産業は様々な課題に直面しています。そんな中で競争を20年、30年と続けた先には疲弊しかないのかな、とも感じます。ワークショップなどを通じてものづくりの元々の価値(原点のものづくり)に光を当て子どもたちにも、ものづくりの楽しさを伝えることも大切ではないでしょうか。このように切り口を変えたチャレンジは創業者の精神そのものです。

私たちの活動が未来のものづくり産業を担う子どもたちを育む一助になればと願っています。

お客さまと従業員を大切に、楽しく事業を続けたい

― 社長ご自身はどのような思いで経営をされているのでしょうか?私は、お客さま・取引先・従業員やその家族など、多くの方々に支えられていると考えています。

例えば、お客さまの要望にできる限りお応えしたいとの想いから営業部隊のスローガンのひとつに「ノーと言わない営業」を掲げております。

その場で「できません」ではなく「ちょっとやってみましょう」という姿勢は、弊社に脈々と続くフィロソフィーです。

創業以来、従業員一人ひとりがお客さまの課題を解決するために知恵を絞り挑戦を続けてきたことが、当社の成長の原動力になっていると感じています。

旅行や新年会の実施。かけがえのない社員たちの頑張りを還元し、好循環を生み出す

― 社長が大切にされていることは、創業者の河野栄氏の「お客さまの声に耳を傾け、ニーズに応える」という姿勢にも通ずるものを感じます。

そうですね。そして、その実現に尽力してくれる社員はかけがえのない存在です。

ですから、社員の皆さんの頑張りにはどんどん還元したいと思っています。例えば、2年連続で社員旅行を企画しましたが「来年はどこに行こうか」と考えることも仕事のモチベーションにつながっています。

また、先代から続けている社員とご家族の皆さんに集まっていただく新年会も、現在では100人を超える規模となっています。社員のお子さんの成長を見たり、ご家族に会社の雰囲気を感じていただいたりする良い機会です。

旅行や新年会に限らず社員が楽しく働ける環境づくりを大切にしており、社員が安心して働けてそれぞれの能力を最大限に発揮できる会社を目指しています。

電力コスト削減だけでなく節電への意識向上も

― 社員の皆さんの頑張りの1つに「節電」がありますね。御社はレジルの節電プログラム※にご参加いただいた経験もお持ちですが、電力使用量削減の取り組みについて教えてください。

※2022年12月から2023年3月にかけてレジル(当時中央電力)のご契約者さまを対象に実施されたイベントです。指定期間内の節電達成度に応じてレジルから特典を進呈いたしました。

2017年からレジルさんとお取引させていただき、電力コストの削減に大きく貢献していただいています。

特に一昨年に参加した節電プログラムをきっかけに、全社で電力使用量削減の意識が高まりました。

営業所や部署ごとに目標を掲げて節電に取り組み、しっかり成果を出すと共に電力に対する意識が今までにないレベルで高まっていると思います。

例えば毎月の会議では、ある部署の電気料金について別部署から「電力使用量が一昨年に比べて多いけど大丈夫?」という指摘があったり、「節電効果の高い冷蔵庫に買い替えたい」という提案が出るなど、皆の意識は引き続き高いままです。

レジルオリジナルのプログラムなど、さらなる企画の実施を望む

― レジルに対して何かご要望はありますか?

電力コスト削減だけでなく、電気使用に対する意識向上を図る「御社オリジナルの企画」を希望します。

もちろん節電プログラムも素晴らしいですが、削減だけに焦点を当てると状況によっては難しくなることもあります。社員の意識を高く維持するためには、例えば「時間帯ごとの電力ピークを考慮した節電プログラム」や「シーンごとに節電が意識できる企画」などがあれば良いかもしれません。また、電気使用に対してレポートやアドバイスを頂けると助かります。

― 最後に、今後の展望についてお聞かせください。

私たちはネジと測量用品という2つの事業を柱に、お客さまのニーズに応え続けることで社会に貢献していきたいと考えています。

また、事業活動においてレジルの電気を使うことで節電プログラムのような今までにない取り組みができる点はすごく魅力的ですので、今後もお付き合いさせていただきたいです。

そして、ネジや測量用品を通してものづくりの魅力を伝え、未来へ繋いでいきたいと思っています。

まとめ

株式会社コノエはネジの卸売から測量事業まで幅広い事業を展開し「ノーと言わない営業」でお客さまのニーズに真摯に応え続けてこられました。創業以来大切にされている”お客さまや従業員を想う精神”は現在の河野社長にも受け継がれており、今後のさらなるご発展にも期待が膨らみます。

レジルは株式会社コノエの事業活動を支える電力供給のパートナーとして共に歩んでまいります。


※この事例は一例であり、すべてのケースで同様の結果を保証するものではありません。

株式会社コノエ

株式会社コノエ

事業内容
ねじ全般と関連機器の卸
URL
https://www.konoe.co.jp/

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